〜“聞こえ方”を設計する吸音技術で、医療空間の新しいスタンダードへ〜
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長:落合 陽一、代表取締役社長:村上 泰一郎、以下「PxDT」)は、音響メタマテリアル技術を応用した吸音パネル「iwasemi」を、奈良県橿原市内の歯科診療施設に導入したことをお知らせいたします。
本導入は、医療空間、特に歯科診療室における国内初の導入事例です。
治療中の会話音やカウンセリング時の反響音といった歯科特有の音の課題に対し、iwasemiが「意匠性」「衛生性」「吸音性能」を兼ね備えた新たな解決策として活用されました。

■導入背景:静かすぎず、うるさすぎない、“ちょうどよい音環境”へ
本件の歯科診療施設では、患者様が安心して治療を受けられる環境づくりに注力されています。
治療室は半個室設計でプライバシーに配慮しつつ、塗装壁やガラスなどを用いた、意匠性の高い空間構成となっています。
一方で、これらの硬質素材が音の反響を生み、隣室へ会話が漏れやすいという課題も抱えていました。特に歯科診療においては、「カウンセリング内容が隣に聞こえてしまうのではないか」という不安が、患者様の心理的ストレスにつながることもあります。
衛生的でありながら空間デザインを損なわず、医療現場に適した吸音材の導入が求められる中、長年模索されてきた改善策のひとつとして、iwasemi吸音パネルに着目いただきました。
■万博会場での出会いが導入のきっかけに
導入のきっかけは、2025年10月に関西万博「知財のチカラ」会場を訪れた院長夫妻が、iwasemi吸音パネルと偶然出会ったことでした。
素材の質感や設置性、デザイン性、そして衛生的な硬質構造に触れ、「この素材なら、あの診療室の音の問題を解決できるかもしれない」と直感的に可能性を感じていただいたことが、今回の導入につながりました。
■導入内容と効果
- 設置場所: 奈良県橿原市内 歯科診療室(半個室)
- 設置製品: iwasemi™ SQ-α(30枚/室 × 2部屋、計60枚)
設置後は、診療室内の反響音が明らかに減少し、声の響きが抑えられることで、より落ち着いた音環境が実現されました。
また、設置前後の音声データを比較した結果、遠方からの音の聞こえ方に変化が見られ、音量の低下が確認されています。
診療中には、有線音楽や空気清浄機などの機器音が存在する中でも、患者様の声は外部に聞こえても内容までは聞き取りにくくなり、音のプライバシー確保にもつながったとの評価をいただいています。
■歯科医療空間への展開可能性
歯科診療所は、金属音・機械音・会話音が混在する特有の音環境を持ち、「静かすぎても緊張する」「うるさすぎても不快」といった、難しい音環境のバランスが求められます。
今回の導入では、反響音を抑えつつ、適度な残響を残すことで、「安心して会話できる音場」の形成を支援しました。今後は、歯科クリニックの新設・改修を含む設計・リノベーション分野においても、新たな活用が期待されます。
■今後の展望
PxDTは今回の歯科領域での導入を皮切りに、「医療空間における音環境の最適化」をテーマに、全国のクリニック・病院・福祉施設への展開を進めてまいります。
また、設計事務所や内装施工会社とのパートナーシップを強化し、医療空間における“音の設計”という新たな付加価値を提供していきます。
■iwasem吸音パネルについて
iwasem吸音パネルは、会話音の周波数帯域に特化した吸音性能と高い意匠性を兼ね備え、会議に最適な音響空間を実現。
反響音を抑え、聞き取りやすい音響で快適さと効率性を高めます。
<選ばれる理由>
1.クリアな音響で会議を効率化
2.機能性と意匠性の両立
3.簡単設置でガラス面にも対応
4.環境に配慮したサステナブルなデザイン
製品紹介ページ:https://iwasemi.com/
■ 本件に関するお問い合わせ
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 広報担当
お問い合わせ:https://pixiedusttech.com/contact
※iwasemi及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。
※記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。
