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ピクシーダストテクノロジーズ、訪日観光客にも人気の野外博物館「江戸東京たてもの園」にリアルタイム翻訳ディスプレイ「VUEVO Display」を導入

〜聴覚に配慮が必要な方・外国からの来園者・発話が難しい方の三者に、一台でバリアフリーの受付対応を実現。文化財観光のアクセシビリティ標準化を目指す〜

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長:落合陽一、代表取締役社長:村上泰一郎、以下 PxDT)は、東京都小金井市にある江戸東京博物館の分館「江戸東京たてもの園」(運営:公益財団法人東京都歴史文化財団)の総合案内(受付)に、リアルタイム翻訳字幕ディスプレイ「VUEVO Display(ビューボ ディスプレイ)」を導入しました。

「江戸東京たてもの園」は、江戸時代から昭和中期にかけての歴史的建造物を移築・復元・展示する野外博物館です。訪日観光客にも人気の文化スポットですが、これまで受付での多様な来園者への対応は、お客様のニーズごとにそれぞれ別の対応が必要であり、現場スタッフがスムーズに対応できないことがありました。本導入により、音声の聞き取りが難しい方、日本語に不安のある外国人来園者、発話が難しい方の三者に対して、どのスタッフでも対応できる環境を整えました。

サービスURL:https://vuevo.net/display

■ 背景:公共文化施設の「受付」が、アクセシビリティの最初の壁に

東京都の文化財観光施設には、国内外から多様な来訪者が訪れます。しかし、その最初の接点となる総合案内(受付)は、さまざまなアクセシビリティのニーズに対応することに課題を抱えていました。

聴覚に配慮が必要な方には筆談、外国人来園者には翻訳アプリ、発話が難しい方には文字盤やジェスチャーとそれぞれに応じた対応が必要で、スタッフはその都度コミュニケーション手段を切り替えておこなっていました。対応に時間がかかると、来園者側にも「迷惑をかけてしまうのではないか」という心理的な負担が生まれます。文化財は本来、誰もが等しくアクセスできる公共の財産です。あらゆる人がスムーズに入園できることは、文化施設におけるユニバーサルデザインを実現するうえで重要な課題のひとつでした。

■ 導入概要:一つのディスプレイで、三つのニーズに同時に応える

「VUEVO Display」は、話した言葉をリアルタイムで翻訳し、透明ディスプレイの両面に字幕として表示します。スタッフと来園者がディスプレイを挟んで対面したまま、互いの表情を見ながら自然に会話できることが最大の特長です。

江戸東京たてもの園の受付に設置し、発話のリアルタイム文字起こし・多言語翻訳・キーボード入力の三つの入力手段を組み合わせることで、以下の三つのニーズに一つの窓口で対応できる体制を実現しました。

これにより、来園者側は「自分のために特別な対応をお願いする」という心理的負担を感じることなく、スタッフ側も「どの方が来ても同じ窓口で対応できる」という安心感を持って業務にあたることができるようになりました。

<主なニーズ>

1.聴覚に配慮が必要な来園者への対応

スタッフの発話がその場で文字起こしされるため、音声の聞き取りが難しい方も、筆談を介さずスムーズに案内を受けられます。

2.外国からの来園者への対応

案内内容がリアルタイムで翻訳・字幕表示されます。120言語に対応しており、言葉の壁を意識させない自然なやりとりが可能です。

3.発話が難しい来園者への対応

これまで発話が難しい来園者とは筆談や指差しコミュニケーションシートなどでコミュニケーションをとっておりましたが、意思疎通できるまでに時間を要していました。

キーボード入力ができれば、より簡単でスピーディーにお互いの意思疎通ができると感じています。

■ 江戸東京たてもの園 担当者コメント

VUEVO Displayの導入により、聴覚に障害のある方や外国語を母語とするお客様とも、音声がその場で文字化されることで、伝えたい内容をスムーズに共有でき、受付対応への不安が軽減されています。発話が難しい方や、風邪などで一時的に声が出しづらい方などはキーボード入力も可能ですので、状況に合わせて利用できるのもよいですね。お客様とスタッフがお互いに安心してコミュニケーションが取れ、アクセシビリティ向上に繋がったと実感しています。

■ 「江戸東京たてもの園」について

「江戸東京たてもの園」は、東京都江戸東京博物館の分館として平成5年(1993年)3月28日に都立小金井公園内に開園した野外博物館です。現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示することにより、貴重な文化遺産として次代に継承することを目的としています。江戸時代から昭和中期までに建てられた30棟の建造物を有し、国内外から多くの来園者が訪れています。

公式サイト:https://www.tatemonoen.jp/

■ 今後の展開

PxDTは、本導入で得た知見をもとに、博物館・美術館・文化財施設・公共観光施設など、「あらゆる来訪者が等しく文化にアクセスできること」が求められる公共空間へのVUEVO Displayの展開を進めていきます。対応手段を来訪者ごとに分けるのではなく、一つの窓口に統合し、その仕組みを社会に実装することで、現場の負担軽減と来訪者の安心を両立し、誰もが利用しやすいアクセシブルなコミュニケーション環境の実現に貢献していきます。

■ 「VUEVO Display(ビューボディスプレイ)」について

「VUEVO Display」は、「VUEVO」で培った技術と多言語翻訳機能・透明ディスプレイを組み合わせ、会話の字幕をリアルタイムで透明ディスプレイの両面に表示することができます。聴覚障がい者/難聴者との会話・外国語での会話、どちらの場面においても相手のジェスチャーや表情を見ながら、自然な対面コミュニケーションを実現できます。

https://vuevo.net/display

■ 本件に関するお問い合わせ

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 広報担当
お問い合わせ:https://pixiedusttech.com/contact

※VUEVO / VUEVO Display及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。 ※記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。