NEWS

【導入事例:金井大道具株式会社】筆談に代わる情報保障を提供する「VUEVO」コミュニケーションの円滑化により業務指導の精度が向上!

~「会話が重なっても」識別するVUEVOで実現した情報保障と活躍できる職場環境~

聴覚障がいのある方が直面していた「多人数会議」におけるコミュニケーションの壁。手書きでの筆談やスマートフォンによる文字起こしなど、双方向のコミュニケーションに時間と労力を要していた従来のサポート方法の課題を解消し、参加者全員が安心して発言・情報共有できる「インクルーシブな情報保障環境」を実現した事例をご紹介します。

※本事例は、金井大道具株式会社の導入担当者様およびご利用当事者様へのヒアリングをもとに作成しています。

■ 導入企業のご紹介: 金井大道具株式会社

■ 現場で抱えていた課題(金井大道具様よりいただいたお声)

普段の1対1の会話であれば「ゆっくり話す」などの配慮でスムーズなコミュニケーションが可能でしたが、複数人が参加する会議や朝礼では以下の課題が生じていました。

課題:1対1は配慮でカバーできるが、多人数での会議・朝礼では「スピード」の問題と「筆談負担」があった

普段の1対1の会話であれば「ゆっくり話す」などの配慮でスムーズなコミュニケーションが可能です。しかし、以下の場面で情報伝達の壁が生じていました。

  • 多人数でのスピードについていけない
    会議、ミーティング、朝礼・昼礼など複数人が交わす会話では、発言ペースが速くなり、補聴器だけでは聞き取りが困難になる。
  • 筆談補助者への大きな負担
    同僚が紙やスマホのメモ帳で筆談サポートを実施していたが、会話量が増えるにつれて「筆談に伴う労力」「入力スピードが追いつかない」という問題が発生。
  • 情報伝達の不安と業務への影響
    業務上で後輩を指導する立場でありながら、「正確な情報がすべて伝わっているか分からない」という不確かさが、指導の精度や業務進行へ響く懸念があった。

当事者と周囲の聴者双方の負担を軽減しつつ、より簡単・正確にリアルタイムなコミュニケーションを取る手段が求められていました。

導入の決め手:「会話が重なっても分離できる」精度と、手厚いサポートによる運用の見通し

複数のツールでトライアルをして比較検討を行い、VUEVO(ビューボ)を導入することになりました。導入の決め手は実際の運用をイメージできたことと、導入時のサポート体制でした。

  • 会話が重なっても発言者を自動で分離・文字起こし
    複数人が同時に発言するシーンでも、誰が何を話したのかを分離して表示。使用していた音声認識ツールでありがちだった混乱が解消された。
  • 文字表示のスピードと文字起こし精度
    タイムラグがほぼなく、リアルタイムでテキスト化されるため、会議の進行から取り残されない。誤字修正の負担も最小限に抑えられる。
  • 同僚のサポート体制と現場の運用に合致
    誤字修正などのサポートのしやすさ、スマホやPCなど現場の環境に合わせた柔軟な対応が可能であることなど、具体的に活用イメージがもてた。

比較したポイント

・文字起こしのスピード(タイムラグがほぼない)
・文字起こしの精度が高い(誤字修正者の負担が減る)
・内容要約機能が付いているか
・会話中の話者が判別可能か
・メニューのデザインが見やすいか
・辞書登録機能があるか
・短時間で簡単に起動できるか
・マイクの感度が良いか
・PCとスマホ両方で文字修正が可能か
・文字起こし中に他メンバーの招待が簡単であるか

導入の成果と今後の展望:VUEVOによって、高精度な情報共有が「レクチャーの精度」と「当事者の活躍」を生む

VUEVOの導入により、コミュニケーションの質と職場風土に大きな変化が生まれました。

【導入効果】

● 補助者の負担軽減とリアルタイムな情報共有

同僚による筆談サポートの難易度が低減し、補助者側も自身の業務や発言に集中できるようになりました。サポートを受ける側も気兼ねすることなく、会議に没頭できる環境が整いました。

● 正確な情報伝達による指導精度の向上

発言内容や文脈が正確に把握できるようになったことで、後輩社員への業務指導やアドバイスの精度が格段に向上しました。伝達漏れに対する不安が解消され、業務のスピード感も増しています。

【今後の展望】

個々の能力を最大限に発揮できるインクルーシブな職場へ

障がいの有無に関わらず、全員が同じ情報量・同じスピードで意思決定に参加できる環境の整備をすることで、聴覚障がいのある社員が本来持つ能力をいかんなく発揮し、職場でより一層活躍できる土壌が整いました。
今後は全社員個々の能力や希望に応じたキャリア形成の実現をめざしていきます。

■ 「VUEVO(ビューボ)」について

「VUEVO」は、独自開発のワイヤレスマイクと専用アプリケーションを用いて、聴覚障害や聞こえにくさがある人と聴者のコミュニケーションをスムーズにします。360°全方向から音声を集音して発話者の方向を特定し、複数名の同時発話も「誰が」「何を」話しているかリアルタイムに表示されます。また、20か国語対応のリアルタイム翻訳機能や、ChatGPTを活用した要約を自動生成、議事録にも活用できます。

https://vuevo.net

■ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について

ピクシーダストテクノロジーズは、計算機科学(コンピュータサイエンス)と、音や光などを自在に操る独自の波動制御技術の融合により、コンピュータと非コンピュータが不可分な環境を構築し、言語や現象、アナログとデジタルといった二項対立を循環的に超えていく「デジタルネイチャー」の到来を見据えています。私たちは、現在、波動制御技術をメカノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助をする「ヘルスケア」領域と、メタマテリアル(材質ではなく構造で特性を生み出す技術)やオフィス・工事現場等の課題解決のために適用する「空間・音響」領域の2つの主要な領域に重点を置いて製品を展開しています。急速に進化していくコンピュータに対して、私たち生物の身体(ハードウェア)の進化は非常に遅く、その差はますます開こうとしています。ピクシーダストテクノロジーズはこの両者の間をうまく調停し、生活に対してよりよい価値を生み出し続けます。

商号       ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
会社設立     2017年5月
代表取締役    落合陽一、村上泰一郎
所在地      東京都中央区八重洲二丁目2番1号
URL       https://pixiedusttech.com/

■ 本件に関するお問い合わせ

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 広報担当 お問い合わせ
https://pixiedusttech.com/contact